続・徒然なるままに
水害時の首都高ランプへの避難、やむを得ない状況に限る方針…大型バスで速やかに浸水区域外へ : 読売新聞
2023/06/06 08:27
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水害時の首都高ランプへの避難、やむを得ない状況に限る方針…大型バスで速やかに浸水区域外へ : 読売新聞

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230606-OYT1T50033/



2023/06/06

大規模水害時の浸水に備え、東京都や江東5区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川区)、高速道路各社は、高速道路と一般道をつなぐ傾斜路(ランプ)を住民の緊急避難先にするための協力協定を締結した。高速道路の高架部分を、建物などの高所に逃げる「垂直避難」の一つとして活用したい考え。








都や区の関係者によると、協定締結は4月下旬で、避難先となるのは江東5区を通る首都高速道路と京葉道路の出入り口約20か所のランプ。河川の氾濫などで、各区が避難情報のうち最も危険度の高い「緊急安全確保(警戒レベル5)」を発令した際、車両を通行止めにして住民を受け入れる。

ランプは退避可能な人数が限られ、食料などの備蓄スペースもない。そのため、都と江東5区は、記録的豪雨が予想される場合、早めに周辺自治体に逃げる「広域避難」を原則とし、ランプの活用は逃げ遅れた場合など、やむを得ない状況に限る方針だ。

また、緊急車両の通行を妨げないよう、ランプに退避した住民は、大型バスで速やかに浸水区域外へ運ぶ。区は住民の誘導やバスの手配、都は高速道路各社との調整を担う。

江東5区が2018年に公表したハザードマップは、荒川と江戸川が同時に氾濫した場合、浸水はほぼ全域に広がり、住民の9割に相当する最大約250万人の避難が必要と想定。水深は最大10メートルに達し、水が引くまでに2週間以上かかる地域もあると予想している。









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