書店に普通に並んでいたので惰性で購入。本誌に休載情報がなかったから、てっきり完結したと思っていました。
久し振りに読むと、台詞回しとかルビとか描き込みの多さで読みにくいです。
幕間のどうでもいい話かと思いきや、長かったです。本誌で途中までしか追ってなかった記憶。
すっかり登場人物の誰にも感情移入出来なくなっていて、凄く置いてきぼり感。いいからソエラの話やろうよ、とか思わないでもないです。
あと、属性違いの四人って…。風が二人いるんですがそれは。
恒例だったあとがきとかおまけページも欲しかったんですけどねー。
…作者、腱鞘炎だと思っていましたが、どうやら違ったようですね。情報出してくれても良かったんじゃないですかね。
ベトナム風?のカレーは香草が効いていて美味しかったです。
グロッキーも徐々に回復。疲れていると物を考えることが苦痛になるし、喋るのも億劫になります。口を動かすことが出来ないから「あー」くらいの単純な発音しかしなくなる。子音は消えます。
思考力の減退は問題だと思いつつ、体調不良を言い訳にしてごめんなさい、みたいな。誤魔化せれば良かったのに、誤魔化しきれなかったのは甘えかなーとか。
あー。
そして殺伐と鬱屈を抱きましょうよ。
説明しよう!『ましろ色シンフォニー』とはエロゲが原作アニメである!
だが普通のハーレムアニメと違い、主人公はヒロインの一人ときちんと結ばれます。
ただし、主人公カップルが二人きりでクリスマスを過ごす(肉体が結ばれる暗喩あり)傍らで、選ばれなかったヒロイン達が「もう一生恋愛なんてしない!」と傷を舐め合うシーンがあったり、担任教師が「クリスマス 用も無いのに 残業し」と上司に一句詠まれて泣かされたりとモヤモヤする描写がてんこ盛りです。
また、主人公カップルがくっつく過程において、主人公よりも主人公に失恋したヒロインに感情移入させるかのようなシナリオ運びがあり、それも相まって釈然としない感覚が残ります。
なまじクオリティがいいから、話の途中で戸惑います。
胸糞悪いクリスマスを過ごしたいみんなにオススメですよ!
私?仕事あるから残業でした。