わたしは、何年も前の今より若かった時にも入院経験があります。
その時は、十日いるかいないかで家に帰れましたし、
若かったのと、まだ元気だった母親や交際相手がかわるがわる来てくれまして、
面会時間など無視して、
あのように面会時間を守らずに来て、長居をすると今回の病院なら入れてはくれないでしょう。
まぁ、コロナなどなかった頃でしたしね。
この病院は、
市が経営してる病院で、
あの当時のやり方がそうだったんだろうという話なのですが、
書いておこうと思います。
病院の病室の四人部屋はそれぞれカーテンをしめて、
プライバシーを守っています。
それが、その病院は、カーテンはいつもオープンな上に、
部屋の本来、壁の部分が、プラスチックで透明の窓になっており、
外から丸見えなのです。
今のコロナ時代じゃなく、
面会時間も長かったため、
外から来る人達にじろじろ見られてすごくいやでした。
でも、わたしは入院がはじめてで、
どこの病院もこうなのかなと思って、我慢してました。
外から来る他人に、とくに男性にじろじろ見られるのは、ものすごーくいやでした。
その後、
違う病院に、
面会者として行くと、
カーテンを閉めてるのです。
あのような、オープンな状態では、ストレス以外はないし、
人権もなにもありません。
本当に冗談じゃないってやつです。
そのうえ、
あの四人部屋の、わたし以外の三人が、
一日中大きな声でしゃべるのです。
わたしは、仲間に入れない、というか、自分達だけでしゃべりまくって、入れないのです。
これも、ストレスでした。
うるさくてかないませんでした。
入院してる人というのは、
おとなしくしてるもんです。
あの三人の人達は、
みんな、ガンでした。
入退院を繰り返しての治療で、
体力もついて、元気になってた人達だったと思います。
わたしは、大変でした。
今は、この病院も、どうなってるかは、わかりませんが。
今回の入院では、カーテンもきちっとしまっていて、
プライバシーが守られ、気をつかわなくてすみました。
あのように、一日中オープンでは、着替えもできません。
夜も、ゆっくり過ごしたいのに、
お向かいと隣と、丸見えなわけです。
気をつかって、よけいに病気が悪くなるにちがいありません。
廊下からも丸見え、
用心はよかったかもしれませんけれど。
こんな病院があったんですよという話で、
書いておきました。