一応、今日が2/25(水)で今日発売のサンデーに新しい『バードメン』が載ってる筈だが…、
―――私本人が読んでない状態でバードメン予想記事を上げておこう。
(今週の原作話を読んだ後だと、予想が妄想過ぎて恥ずかしくなって、
記事投稿を断念しそうだから、まだ私が見切り発車状態を保てる内にコレをブログに載せるッ!!!ウリャッ!!☆)(苦笑・汗)
★★★≡\( ̄∀ ̄;;\)
――――――
【モブ能力発揮】
「距離が離れたからだ」
そう鷹山崇が告げた。そして、烏丸英司は屋上へと続く階段を登る。それは進化の次のステップへと登る階段のようでもあった。
烏丸は衝撃の事実を知る。
「え…ちょっと、待てよ。嘘だろ鷹山」
「嘘じゃない。
バードメンとして進化が進んで人間が気にならなくなったんだ。
もう烏丸はクラスで孤立してイライラしたり、女子にドキドキして困ったりしなくて済む」
「終わってるッ!!それ、もう思春期の中学男子が終わってるッ!」
『終末のラフター』…もう終わってるって、…嘲うしかない。
『お前はもう死んでいる』…男として?死兆星が見える!!
「バードメンは人じゃない。自分とは違う種族には、意思疎通や繁殖行動は必要としない」
「え、クラスからだけじゃなく全人類から、俺、外れたッ!?クラスの女子だけじゃなく、俺は全世界の女子に興味無くしたのかよ!?」
先導者『ベルウェザー』…鈴を付けた去勢雄羊。だから、俺、精神的に去勢!?…マジか?
「安心しろ」
そ、そうだよな、やっぱ一時的なものだよな。ブラックアウトとかホルモンバランスの関係とかで一時的に…
「元々、全世界の女子はほぼ全てお前に関心ない」
世の中の女子、俺にノーリアクション。世界規模の変化なし。だから、安心ってことかよ!?
「んなこと知ってるよ――ッ!俺だってそこまで自意識過剰じゃねぇよ!」
問題なのは俺が全世界女子、全人類女子にトキメかなくなったて事だろ!?
『悟り世代』!?悟ってんじゃねぇよ!もっと深刻だろコレッ!!
全人類と生物学的検知から進化系統的に完全アウェイって…何だよそれ!すんごい、はぐれメタルだし!はぐれメタルだってゲームじゃ他の種族と繁殖するし!!
俺、はぐれメタルよりはぐれじゃねーか!
どーすんだよ今の俺なら鮫洲(地味女B)相手なら壁ドンとか余裕でかませるぞ!!
引くッ!そんな自分にドン引くわ――ッ!!
あ――、でも思ったよりもドキドキしねぇ……って!そっちの方が重症だろ俺ッ!!Σ(T口T;)
「烏丸はもしかして世界中の女と付き合いたかったのか?」
馬鹿か?ソイツは馬鹿なのか?この場合ソイツって俺の事だけどお前の設定だと俺はバカなのか?
そんなこと考えてる奴が馬鹿なのか?それとも、そんな事言ってるお前が馬鹿なのか!?
いや、…全世界の女と子供作るとか言い出すよりはマシか。
「そういえば、お前…確かC組の女子に告られてたよな。お前はどうなんだよ…。一度ぐらい女子にドキドキとか…好みのコにクラッと心揺らぐとか…」
俺は何この大変な時に、鷹山と恋バナみたいな会話しようとしてんだ!?
―――自分がどうしようもない状況に追い込まれている時、人は自分の現状から逃れる為に話の矛先を人に向けて現実から逃避しようとする。…それが今の俺だ。
―――それとも、このバードメンとして俺より実績を積んでるこの鷹山が『女子にトキメいた事がある』
―――しかも、『バードメンになってからも時々だが、スッゴく好みな女子にトキメいた事がある』などと証言が取れれば少しは安心できる。
寧ろ、以前のように手当たり次第の女子にドキドキしなくなれば些細な日常生活の『授業中、足元に転がってきた女子の消しゴム落、気になって気になってしょうがない』事件とか全て解決する。
『どうせ俺が拾ってもキモいとか思われんのヤだし。かといって落ちてる消しゴムに気付いてんの俺だけだし。もしかして、隣の男子とかに消しゴム借りる為の計画とかかも知れないし…』などと延々考えるとても疲れる作業の事だ。
適度に俺がクラスメートや女子にイライラやドキドキしなくなるのは、寧ろ快適じゃないか。程度の問題なのだ。
俺は自分のスッゴく好みな女子だけにドキドキすればいいだけなのだ。
「心が揺らいだ事なんて…一度もない」
鷹山あぁァ―――ッ!!
そんな『結界師』の主人公の死んだ目をしたラスボスみてぇな母親キャラの台詞は求めてねぇッ!!断言した!
『一度』もねぇって、なんかソレ絶望的だ!!
俺の将来ああなるのか!?いや、ちょっとカッコイいけど!!
って…やっぱ駄目だろ!?お前、女子にモテるからカッコイいけど、俺がそれ言ったら負け犬の遠吠えに聞こえんだよッ!!
変身、コエェッ!バードメン怖エェよッ!!
「お前のせいで、俺は全人類女子にトキメかない体になってしまった!!」
「ゴメン…。だけどあの時、烏丸も生きたいって言っただろ」
その時、二人は知らなかった。
烏丸の様子が心配になってついてきた鮫洲あやめが、物陰でこの会話を聞いていた事を。
(え、途中からしか聞いてないけど…烏丸君、全人類女子にトキメかない体って!?されたって何を!?鷹山君が謝ったって事は認めたの!?
烏丸君の方からいきたいって言った?
いきたいって、ドコへ?ドコがイきたいって…!?何があったの烏丸君ッ!何をしたの鷹山君ッ!!)Σ(-□-*;)
感覚が鋭い鷹山にさえ、その存在を感知されない鮫洲あやめの気配遮断スキル…もとい、恐るべきモブ能力。(地味女Bはどこにでも埋没する)(笑)
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【バードメン予想】
烏丸英司は特化能力に目覚めた事でバードメンとしての進化が進んだ。
それは烏丸が人(種としてのヒト)から離れた進化の道筋を歩き進んでしまったのだ。
バードメンは翼が生えるなど肉体的な変化が大きいが、テレパシー能力や精神支配能力、自分のシャドーを実体化(?)させるブラックアウト現象など精神に片寄った変化や性質も大きい。
その為、烏丸英司は肉体的にはまだ現行人類との繁殖が可能であっても、
精神的に現行人類を別の種類の生物と見なし、繁殖やコミュニケーションに関わる情報収集の必要意識が低下したのだと言える。
今まで烏丸が周囲に対して抱いていたストレスは『周囲に馴染めない自分』『集団から孤立した自分』を意識していたからだ。
『あの集団に自分は含まれなければいけない』という強迫観念が烏丸のイライラの元だった。
生物によって自分と同種の生物と群れたがる性質が異なる。
羊や犬などは集団行動をとる生物だ。特に羊は群れから離された環境をひどくストレスに感じて不安になる。
猫や熊、狐は単独行動をとる生物だ。
彼らは単独である事が生物として普通の状態なので自分が一人でいることにストレスを感じない。
『孤立』や『孤独』は本人がどう感じているかが重要だ。
性格判断や精神分析の話で
『外向的』『内向的』という分け方がある。
よく誤解されやすいが『友達が多くて活発で明るい子が外向的』で『友達が少なくて大人しい物静かな子が内向的』という訳ではない。(確かにこのような傾向になる原因は十分にあるが…)(笑)
外向的、内向的とはその人の興味関心が他の人に向いているか、自分自身に向いているかの違いだ。
【外向的性格とは】
その人の興味関心が自分の周囲の人間に向いている人です。
周囲の人に関心を配り、人が何を考えているか、人が自分をどう思っているかがその人にとって重要です。
だから、人に自分への関心を持ってもらう為に面白い事を言ったり、みんなが好む話題や服装に気を配ります。人の反応を見て自分の行動を変えたり、人の考えを予測して自分がそれに合った行動をとるので『友達』が集まりやすいのです。
『空気を読む・読める』タイプです。
仲間と同調し易いし、仲間と盛り上がってワイワイ楽しむのも得意ですが、自分ではない他者に意見を合わせている場合も多くなる。それに疲れてしまう時もあります。複数の人間に対して、その人に合わせて対応するので八方美人な面があります。
孤独には弱いです。だから仲間外れにならないように、頑張ってます。
【内向的性格とは】
その人の興味関心が自分の内面に向いている人です。あんまり他の人に関心はありません。
他の人が自分をどう思っているかはそんなに重要ではない。自分がどう感じているか、どう思っているかが最重要。
だから人との意見の対立があっても自分の意見を曲げません。
…また『他人と意見が違うこと』にも平気なので、『自分が心の中でこう思っているのだから他が何を言おうが平気』という感じで、そもそも『意見を他者に発表しない』という行動選択をする場合もある。
『絶対に同意しない』『他者への同調より自分の判断』
一見、『大人しい子』がスッゴい気が強い場合って割とこのタイプですよ。( ̄∀ ̄;)
『空気を読めない・読まない』タイプです。
読んでもあまり意味がないから、読まない。←性格悪そう…(笑)
孤独に強いです。
つーか、おのずから孤独になりがちです。ある意味、成る可くして孤独。
人の意見に同調しないし、自分の意見は発表しないし、集団行動しなかっり、積極的に関わって来なかったりするので、そりゃあ…周囲に人少ないの納得です。
誰にでも合わせようって気が無いから、自分に合う人としか付き合わない。
結界師の夜行の子供に、人形を抱く黒髪の少女、澪ちゃんがいます。彼女が『大人しい子じゃなくて、一人で遊ぶのが好きな子』と表現されるのは、恐らく『内向的性格』を意味します。
そして、
多分、作者の田辺イエロウ先生自体が『内向的性格』の分類です。
(あの内側に向けての作品の心理描写は、作者の内面への探求心の現れです。そんで孤独についてメッチャ語ってます。終末のラフターやバードメンになってから、心理学の話題メッチャ増えたよな!!烏丸が『リビドー』とか発言してるし!)
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でも外向的や内向的って行動原理の考え方を指すから『その考え方でどんな行動をするか』はまた別。
例えば、スッゴく目立った行動をとったり、発言をする人でも、
外向的性格なら『人の注目を集めたい・人から自分が評価されたい・この話はきっと人に喜んでもらえる』とかが行動理由。
内向的性格なら『自分はこれをやりたい・人になんて思われようが気にならない・自分の意見を言いたい』とかが行動理由。
真逆の考え方の傾向でも、似たような行動をとる場合も多いです。
それに、人は真っ二つに外向的と内向的に分けられるのではなく、『その傾向が強い』という分類分けです。
外向的性格でも、一人でのんびりしたくなるし、人の顔色をうかがうのに疲れてる時があるのです。
内向的性格でも、一人で寂しい時も、同調する自分以外が欲しい時があるのです。
外向と内向それぞれに、
さらに思考・感情・感覚・直感の4つの要素を加えて、8種類の性格に分類しますよ。
外向的思考性格とか、内向的思考性格とかです。
(血液型診断とか星座占いや猫派や犬派はいいのに、この性格診断やると、
……大抵ドン引きされるので、気を付けろ!!そして、やるならやれ!!
私がその場に居合わせたら、飲食店の別のテーブルでも突然話かけるぞ!?)\( ̄ω ̄*;)←地球規模で言えばそんなに迷惑掛からない行動(笑)
↑↑ちょっと極端だと思うが、外向的・内向的の話は烏丸の興味関心が変化した事とストレスの関係が言いたかったのだ。
烏丸は周囲の人間を『同調する必要のない相手』と見なすことでストレスから解放されたのだと思う。
烏丸が仲間と見なすのは『バードメン』に限定されるので、それ以外の大多数からの外部刺激が減ったのだ。
悲しいよね…、周囲に興味関心がある時より、周囲への興味関心が自分の中で薄らいだ時の方が、周囲と自然なコミュニケーションが出来る烏丸って。(泣)
人類女子に興味無くした烏丸の方が、人類女子にモテるって状況とか(笑)←今のところ、鮫洲あやめだけだが、今の烏丸だったら他の女子にも自然な対応が出来るので好印象を与えやすいと思う。