シャニマス六百七十五日目。
コラボフェスのアイテムを取り切ったので終了です。イベント中には焦ったりもしましたが、案外間に合うものですねー。
ここからはどこまでステージレベルを上げられるか挑戦していました。ダンスステージLv.10、ボーカルステージLv.9までは行けました。
ボーカルステージに全部ビジュアル系統のアピールの奴と各一倍アピールやメンタルキュアを積んだFランクが長いこと居座っていたせいでボーカルステージだけずっと空いていました。仕方がないからレベルを下げて入りましたよ。他に行けるステージもありませんでしたし。そしたらFランクが1ターンで落ちたりもしましたが、最終的に生き残れば勝ちです。
十連チケットでメモリアルピース。
何かが焦げる音がする。その音の中、ケトルは確かに呪詛のような声を聞いた。
水黽の上半身が起き上がり、祭壇に突進を試みる。
「思ったより速いヨー!」
テロルの周囲に風の刃が出現する。
「こっちに来るだろうって思ってたわよ!」
無数の風の刃に阻まれ、ぐらぐら揺れていた首がアメンボの上半身から落ちた。
沈黙が辺りを包む。
テロルは荒く息を吐く。
ケトルの緊張が緩んだ。
「終わった……」
その時。
もぞり、と。首が動いた。どういう力なのか、首だけで飛んで来る。尖った口吻はミーナに狙いを定めていた。
「……え?」
「まだ剣下ろすなヨー!!」
双剣使いからの叱責に慌てて剣を構え直す。
「うわっ!?」
音が響く。
剣の腹で口吻の刺突を受けた。想像していたよりも重い一撃。ケトルは後ろに引くことも前に進むことも出来ずに焦る。
「だめ……!!」
唐突に、背後から光の奔流が来た。