表現バトン
創作者へ向けたお題バトンです。
・文字書き向け
・お題をテーマに文章で表現する
・小説や詩など、形式は自由
・直接その言葉は使わない
例:お題が『空』だった場合は作中で『空』という言葉は使わずに『空』を表現してください。
・お題を先に書いてもいい
・お題を隠して読んだ人に伝わるかを試してもいい
表し方は人それぞれ。
ぜひ自分の方法で表現してみてください。
◆◆◆
また流れるコール音。
その続きは、決まって留守電。
小さく息をついて電話を切る。
どうでもいいときには繋がるのに、こんなときに限ってどうしてそれができないのだろう。
キンと張ったような冷たさが、肌に刺さる夜。
白く吐き出された息が、黒い世界に消えていく。
赤くかじかんだ手を口に当てると、僅かな隙間から白い息が漏れ、そしてまた消えていく。
高台からの下り坂を歩いていると、目の前に広がるのは小さな街の夜景。
ぽつぽつと弱々しいその光は、なんとも儚げだ。
そんな景色を見ていたら、急に君の声が聞きたくなった。
きゅん、と締めつけられる胸に手を添えて、携帯をバッグから取り出す。
それを耳に当てて、何度目かのコール音のあとには留守番電話。
一度、携帯を閉じてみたものの、やっぱり耳が君の声を求めている。
あともう一回だけ、と携帯を再び開いてリダイアルを押してみたけれど、結果は同じ。
そして、ため息をついて電話を切った。
こんな夜は、どうしても君が恋しくなる。
君の声を聞いて、その音楽に浸っていたい。
できることなら、君に触れて温度を感じていたい。
でも、それが叶わない。
行き場をなくした気持ちが、ため息となってまた白く夜空に消えていった。
「…出なさいよ、ばか…」
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答えは、『寂しさ』でした!
少しでも伝われば…嬉しいな。。
それにしても長いなー(^ω^;
27日の拍手コメントのお返事を致しました!
拍手もご訪問も、たくさんありがとうございます!
これからも皆さまに楽しんで頂けるようお話作りに取り組んで参ります(^ω^)
ゾロのお話更新です!
今回のゾロはなんだかんだでヒロイン大好きな感じです。笑
少しでもほっこりして頂けたら嬉しいです(^ω^)
拍手コメントのお返事は26日に頂いたもののお返事です!
本当に毎日たくさん拍手をいただいて嬉しいばかりです、ありがとうございます!
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
サンジファンの皆さま、お待たせ致しました!
SSですが、サンジのお話を更新です!
甘いお話ではありませんが、ちょっとだけでもきゅんとして頂ければ(^ω^)
ゾロのお話を更新しました!
今回のゾロはヒロインにぞっこんな感じに仕上がったと思います。
でもちょっと切ない感じで。
少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです!