「じゃあ、帰るね」
振り返ってお別れを言う
あっという間だったな
「来てくれてありがとう、助かったわ」
「うんっ、お泊まり楽しかった!」
「送るね」
「ううん!大丈夫!すぐそこだし」
また学校でねって
話して七海の家を出た
■□■□■□■
家に着いてベッドに倒れこむ
土曜だから家にお母さんがいるはずなのに
居なくて、よりポツンと感じる
勢いで泊まってきたけど
楽しかったなぁ、本当
帰って来ると何だか寂しく感じる
ふとスマホみると
ピカピカと光っている
……ん、七海からだ
【無事帰れたかな?】
〔帰れたよ〕っと……
【よかった。本当助かりました】
ぺこりとおじきするスタンプが動く
〔いいえー〕
〔楽しかった〜!また泊まりに行ってもいいかな?〕
【もちろん】
パフ、
……課題しよっと
■□■□■□■
「夜空ー!お風呂入んなさい!」
ご飯を食べてゴロゴロしていると
下から叫ばれる
あーん、めんどくさい……
「お湯冷めるよ!」
ゴロゴロしながらゲームしていたら
更に叫ばれた
ちぇっ、入るか(´・ω・`)
■□■□■□■
チャプ……
「はぁー」
朝は七海と入ってたのかぁ……
恥ずかしかったなぁ、こんなことになるなら
もっと痩せとけばよかった
むに、とお腹のお肉をつまむ
それに対して七海は
綺麗な身体してた
ぽわ、と七海の身体を思い出す
ほのかに赤くなった顔
透けるような白い肌が綺麗で、
...そのくせおっぱいもでかい
もう一回あの肌に触れてみたい
...ってなに考えてんだ
もう一緒に入ることはない、でしょ
ブクブク……
元気になって、
月曜日には会えるといいな
.