スイングの形や打球の速さ、あらゆる打撃指標を見ても大谷は間違いなくNPB最強打者。
そしてメジャーでは2番最強打者は一般的。
3番とほぼ同格、4番より格上だ。
しかも大谷は俊足でゲッツーも少ないし、2番が左打者のほうが1番打者も盗塁しやすい。
パリーグは9番からも繋がりやすいし、そういう意味でも2番大谷は3番と並んで適任だ。
でも栗山監督は、本来大谷の向いてない打順と言っていた。
だから本音は絶不調の中田と離したいのが理由だろう。
確かに後ろがアレでは得点力も上がるわけがない。
まるで奇策かのようにごまかしているが、全ては4番中田に固執するからこうなる。
小久保監督もそうだが、何故中田をこれほどまで過大評価するのかわからない。
昨年も打率.250、OPS.738程度と打撃成績は非常に低い。
チームメイトのおかげで打点王を取れたが、得点圏打率はわずか.264程度。
セイバー的に見ても一流選手とはほど遠いのは明らかだ。
実際、技術面(特にタイミングの取り方)も問題点ばかりで打てないのも必然的と言える。
中田の4番にこだわってるうちは、采配を窮屈にするだけ。
チームにとってなんのメリットもない。
ついでにハンカチに対しても相変わらず激甘だ
今日の登板で6回途中まで投げ3失点。
ハンカチにしてはかなり上出来だが、負け投手になった。
だが監督のコメントが呆れる。
「今日はこっちがポンポンと点を取ってあげれば勝てたゲームだった」
は?
何を言ってるんだろうこの監督は。
そりゃ失点以上に点を取れば誰でも勝てる。
ましてロースコア1点差の投手戦な訳でもない。
これが大谷だったら全く対応が違ってただろう。
敗戦投手になった場合はもちろん、ほぼ完璧なピッチングをしても翔平ならこれからぐらい普通とばかりにいつも素っ気ないコメント。
打者として猛打賞を記録した時でさえ、「普通」とまともに誉めようとしない
ちょっとらしくないプレーをしようものなら容赦なく突き放す。
反面、ハンカチへは大炎上で試合をぶち壊しても常に庇うコメント。
ちょっと試合を作れたものならべた褒め。
なんなんだろうこの温度差は。
まず選手により全く態度を変える事自体、監督としておかしいだろう。
きっと栗山からすれば、大谷はとてつもない選手、
だからまだまだこんなもんじゃないという意味で誉めたくないという言い分なんだろう。
でもその理屈では毎回庇いまくりのハンカチへははなから期待していないという事になる。
それこそハンカチに対しても失礼だろう。
どんな活躍しても誉めてもらえない大谷はもちろん、それを見ている周りの選手もきっといい気はしない。
中田に対してもどんな髪型をしようが、全く打てなかろうがまるで責めない。
上述通りスタメン確実、4番は指定席。
まるでチンピラみたいな風貌に恐れて口答え出来ないかのように。
改めて中田とハンカチに対する特別扱いぶりは異常だ。
他の同程度かそれ以上の実力を持ちながら使ってもらえないでいる選手達が気の毒でならない。
そして負け試合ではお決まりのコメント『全ては俺の責任』
毎回口癖かのように軽々しく言うから、全くその言葉に重みを感じない。
むしろ言い訳しない俺男らしいでしょ、責任感じてるんだからあんま責めないでねとばかりの免罪符にも聞こえる。
自分が栗山監督を大嫌いな理由は、こういう所にある。