今週水曜日にサントリーのウイスキー製造工場見学に行ってきました!
SUNTORY山崎蒸溜所工場見学公式サイト→
http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/index.html
工場見学は、本来はインターネットとかで事前予約せねばならんのですが、当日定員に空きがあれば予約なしでも参加可能とのことで、思い立ったのが前日夜だったため、取り合えず行ってみたら、ラッキーにも参加できました(^^)
阪急大山崎駅から徒歩15分くらいかな?JR山崎駅のほうがさらに現地に近い。
14時からの回に参加。所要時間約60分(見学30分+試飲30分くらい)。
連れのペコさんがネットの「このページを印刷して持っていけば記念品あげるよ」ページを印刷してくれてたので、もらってみたら、なかなか立派なしっかりした造りのウィスキーグラスでした!「山崎」の文字入り。
もらったグラスより小さいのが420円とか、大きいのが1200円とかでお土産コーナーで売ってたので、結構いい値段のするグラスかも!?(素人目にはわかりませんが)
さて、見学時の集合場所の近くには、サントリーの名水を飲める機械が設置されてた。
美味しい……のかな?まずくはない。ミネラルウォーターの味の違いとかよくわからんのです、私。
ここにサントリーがウイスキー工場を建てたのは、気候・風土・名水とかが適しているからだそう。
で、見学にレッツゴー。平日の昼間だというのに、40人くらいいたかも。
まずは原料の麦の仕込み&発酵の部屋の見学。酒粕みたいな匂いがした。
さすが、仕込み樽はでかかった……。
麦芽をここで細かく砕いて、デンプンを糖分に変えて、ろ過して麦汁にして発酵樽に移して、お腹をすかせまくった酵母を加えて、その酵母自体も分解されてウイスキーの味わいに関わるとのこと。
ビールは大麦を仕込み・発酵すれば完成。特徴は低アルコール。
乙焼酎は芋・麦・米などを仕込み・発酵して1回蒸溜すればできる。特徴は低カロリー・低糖分。プリン体少ない。酔い覚めスッキリ。
ウィスキーは大麦を仕込み・発酵して2回蒸溜して、熟成したらできる。特徴は低カロリー・低糖分。プリン体少ない。酔い覚めスッキリ。に加えて、樽ポリフェノールが取れるとか?
で、次に蒸溜部屋。巨大なやかん(?)みたいなのがいっぱいあった(写真参照)。
発酵でできた汁を熱して、蒸気となったアルコールを回収して使うんだそう。仕込みで7%くらいだったアルコール度数が、発酵で20%くらいになって、蒸溜で70%くらいになるとか確か言ってた。
水は100度で沸騰するけど、アルコールは78度(?)で蒸発するから、分離できるんやって。
麦汁は白っぽく濁ってたけど、ここで透明(ニューポット)になってました。
このやかんもどき、数種類あって、サントリーの特徴なんだそう。
スコットランドでは、普通は単一のウィスキーを造ることを目的としているので、やかんもどきも酵母も全部均一な同じものを使うとのことやけども、サントリーは敢えて使うものを変えて、多種類のウイスキーを造っているって。
熟成部屋も敢えて温度管理はせずに、温度によって変わるいろんなウイスキーを自然にまかせて造っているそう。スコットランドじゃ、厳密な温度管理してるとのことやけど。自然の偶然の妙を敢えて楽しむ姿勢☆
見学のときに説明してくれたお姉さんではなく、そのへんにいた社員さんに聞いたんやけど、誇らしげに説明してくれました(^^)
次に樽に入れて熟成する部屋へ。
ここでもいろんな樽を敢えて使ってた。
ウィスキーが完成したかどうかは、職人さんが味見やらをしながら決めるんだそう。職人技なんやね!
樽も何回か使いまわすけど、前に熟成させてたウイスキーの影響を次に入れるウイスキーも受けるとのことで、使い回しも考えながらやるんやって。
ウイスキーは熟成させてるうちに、無色透明やったのが、だんだん黄色になり、そのうち赤っぽい褐色っぽい色がついてくる。
それとともに量も自然蒸発で減るとのことで、長年熟成させたやつは量がたくさん取れないから、値段も上がるそうで。
サントリーの代表的なウイスキー「山崎」も、10年ものと12年もの、18年もの……と長年熟成されたものになるにつれて値段が倍くらいかそれ以上に跳ね上がってた。
さて、試飲。
私はお酒は飲めないので、ペコさんのをちょいと舐めさせてもらった。
飲める人には「山崎10年」「山崎12年」「白州」の3種類全部が、普通サイズのウイスキーグラスで、ロックだのソーダ割だの水割りだので豪気に提供されてました。
飲めない人にはオレンジジュース「なっちゃん」とお茶「伊右衛門」。
あと、水割りもしくはただの水用として、サントリーの名水。
お酒の味のわからない私には「からい」とか思ったけども、山崎10年が一番不味くなかったかも(すみません、私にとってお酒は「不味いもの」なんですぅ〜
)。
ペコさんも山崎10年が一番飲みやすいと言ってました。
でも12年や白州のほうが美味しいとか?(私にはようわからんです)
試飲会場で出たおつまみがとっても美味しかった(アーモンドとあられ?みたいのでした)&試飲会場で出たチョコレートもとっても美味しかった。
お土産コーナーでどっちも販売してたので、買っちゃいましたw
そして、ウイスキーケーキ(1500円くらい)というのをおススメされて買ってみた。プレーンとチョコのがあって、店員さんの一番のおススメだとか。
ウイスキーの風味を楽しみたければプレーン、チョコが好きならチョコを勧めると言われて、両方買ってしまった(^^;)
私はまだ食べてないけど(アルコール度数3%くらいあるそうで、出勤前にはちょっとまずいかと避けた)、母がさっき寄越したメールによると、芳醇ですっごく美味しいそうです(^^)
あと、ウイスキーボンボンも売ってた。
もちろん各種ウイスキーが大瓶から小瓶までいろんなサイズで売ってて、グラスも水も樽材グッズ(箸おきとかキーホルダーとか)も売ってた。
そうそう、この工場敷地内の建物は、どれもお洒落で、雰囲気良かったです!
有料試飲コーナーでは、無料試飲よりもたくさんの種類のが飲めるようでした。ガーデンテラスでも飲めるようになってました。
というわけで、お酒飲めない私もガッツリ楽しめました♪
(他の感想は
こちら)
最近のコメント