血族の争いの多き中に育ち、成人迄耐えて逃げる策に婚姻を結んだ。

平和な暮らしを求めてた。
けれど私は壊した。



年々離婚は増える。
けれど離婚せず、耐える道を選んでいる人もいる。

一人、人一倍働いて頑張る生き方も楽では無いけれどけれど自分のペースで生きられる気楽さはある。

相手がいてお互いに不平不満はありながらも破壊せずに堪えながら協調しながら毎日を過ごしている人のすごさ…そこに培われているものは私には培われないものだなぁと感じる。

離婚した理由も話せば人は理解して下さるけれど、一人で一人でと思っても思っているだけで出来ていない。
一人の限界は限られ…脆い。

子育ても心を丁寧に育てる迄には行き届かない。

子供は悪条件の中、一人の親という人の元それを当たり前に力無い親の背を見て育つ。

一人でも二人でも、生きていれば労苦はある。
目先の苦しさから解放はされたけれど、解放されただけで人の中人として支え合って生きる生き方はわからないまま。

二人の苦の方が得るものは大きい。
一人で生きるって気ままになることなのだと、自分に思う。

何があっても、自分の決めた誓いをまもる人はその人次第で素敵になる可能性は一人より大きいと思う。

けれど私も私のこれまでを後悔しない。

これまでがあって、今がある。
そして、これからがある。

話題:母子家庭