来年に迫ったサッカーワールドカップ。その最終調整となるヨーロッパ遠征が現在行われている。場所はベルギー。ベルギーのゲンクで今日FIFAランキング8位のオランダと親善マッチを行う。どれだけ日本がやるのか楽しみだ。 10月の東ヨーロッパ遠征では惨憺たる出来映えだっただけに、今回のベルギー遠征は日本がどれだけこの1ヶ月で立ち直ったのかをみるいい機会である。今回は前回の遠征に比べ選手間の意思統一、これから何をやるのかという話し合いが持たれたと聞く。前回の南アフリカワールドカップの時も選手間での自主的な話し合いいが結果的に奏功したこともあり今回もそこに期待したい。
日本の選手で言うと、前回と最も違うところ。それはマンチェスターユナイテッド所属の香川真司選手の復調であろう。前回10月の時は所属チームで試合に出ていないという感覚のズレが、代表の戦いにおいても出ていた。 10月後半から11月にかけてユナイテッドでも香川選手はスターティングメンバーに入ってきている。本人も相当やる気になっているし、プレミアリーグで言う強いあたりに体も慣れてきており、見ていると守備的な意識が高くなっていることが伺われる。日本代表において欠けていると思われていた前線からの守備の意識、香川選手はその点が身に付いてきたようだ。
左サイドバック、あるいは左サイドハーフとして期待されている長友選手、前回よりもイタリアリーグで好調さを持続し活躍が期待される。右サイドバックの内田選手もドイツブンデスリーガで試合に出ており今回も体調もなさそうである。
相手のオランダ、香川選手と同じくマンチェスターユナイテッドに所属するファンペルシー選手は怪我のため欠場するが、ロッベン選手は出場する予定であり要注意選手である。今日の試合が楽しみだ。
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