こんばんは、夢路です。
24時間テレビ、やってましたね。
去年の私は見ることを避けました。
けれど今年はまた、少し違った考えになったのでここに書きます。
正直、今でも24時間テレビは好きではありません。
けれど今年は、知り合いというか何回か顔を合わせている男の子が出演したので、そこだけ見たいと思いました。
それは義足の男の子。100m走のやつ。
私は今日は仕事だったため録画したのですが。
帰って速攻見ました。
なんと!
録画できてねぇ!!!!!←
いや。あの、え?みたいな。
というわけで肝心なところを見過ごしたわけですが
彼は先日話した、ヘルスエンジェルスという主に足切断者の陸上競技の練習会にいつも来ている子でした。
とても礼儀正しく、滅茶苦茶かわいい子です←
結局ね、どうなったかはわからんけども、
その子が出てるから見よう!と思ってみたのですがね。ええ、まぁ、このざまです。
この間から、その練習会に私も参加させていただいてます。といってもまだまだ2〜3回しか行けていないのですが、練習会に参加してから色々と見方が変わりました。
まず、私も義足であること、つまり障害者を別の目で見ていたということに気がつきました。
どうしても、障害者の特集とか見られなくて。
理由はわからない。
みなさんは「バリパラ」というNHKの番組はご存じでしょうか?
障害者がやっているバラエティー番組です。
この間、たまたま深夜に付けたテレビで再放送されていた、この番組。
以前の私だったらチャンネルを変えていたでしょう。それが変えませんでした。
モヤモヤが、少なくなったんです。
障害者というのが、より身近になったように。
練習会ではたくさんの義足の方々がいます。
でもみんな、普通なんです。
スカートだってはくし、半ズボンだってはくし、趣味でボルダリングとかあと名前忘れたけどパラシュートで空を飛んだりとか。
好きなことをしている人達がたくさんいます。
そんな人達の中に入っていると、なんかいままでの感覚が違うんです。
私が義足であることが、私自身、普通に感じたんです。
これ、すごくないですか?
人の意識ってこんなにも変わるんだって。
今まで義足だからできないだろうって、どんどん頭から除外していったたくさんのやりたいことを、今目の前の人たちは楽しくやってるんです。
こんなに楽しくて、こんなに自由な生き方もあるんだって知って。私もやりたいって思うんです。
私は今まで、義足の人と話したりとか出会ったことすらなくて。義足であることが孤独だったんです。
でも今はそうじゃない。
ひとりじゃない。
すごく、楽しい。
まだ、やれることがあるんじゃないかって。
その練習会では競技用の義足を24時間テレビの寄付金で購入していただいて、みんなで交換しながら使っていました。
(私は使ってない)
練習会で目の当たりにする、競技用義足で走る姿は、本当に素敵でした。
練習会にいるみんな、「あんな風に走りたい」って、言うんです。もちろん、私も。
競技用義足を付けたからといってすぐに走れるわけもないけど、でも憧れ。
そんな人達を目の前にして、去年と同じ24時間テレビの意見はとてもじゃないけど言えなかった。思えなかった。
少なくとも、ここで助かっている人はいて、それが希望になっていて。
確かに涙ものにするのは好きじゃないけど、今年は複雑になってました。
来年はどうなることやら←
なんか眠すぎてよくわからなくなってきたぞ………。
寝よう。