2015.10.31 23:08 Sat
[アニメ感想]
劇場版“文学少女”
文芸部に所属する井上心葉の望みは、何事もない 平和な毎日。 “文学少女”を名乗る物語を食べる風変わりな先 輩、天野遠子に振り回されながらも穏やかな毎日 を過ごしていた。 幼なじみの少女・美羽と偶然、再会するまで は…。 謎めいた美羽の言動に翻弄される心葉。彼女が投 げかけた「カムパネルラの望み」とは何なのか? 過去の闇にとらわれた少女。過去の闇に立ち向か おうとする少年。 進むべき道に迷い、立ちすくみ傷つけあうふたり に、“文学少女”遠子が優しく温かく語り始め る。 二人を待つ「本当の幸い」とは何かを――。
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管理人的にはまだ2巻しか読んでないのに、いきなり結末を垣間見て…というか、がっつり見てしまったので、ちょっと後悔してます。
そんなわけで、劇場版文学少女。
今回は、心葉くんの過去に迫る「ミウ」について語られます。
中学時代、最年少美少女作家として世を騒がせた井上ミウーこと心葉くんには、彼の作家として目覚めるきっかけとなった幼馴染み・美羽と出会うわけですが。
美羽の嘘に振り回され、傷つけられる心葉くん。
美羽の欲しいものを全て持っている心葉を妬み、共に死を仄めかすシーンもありましたが、いいタイミングで遠子先輩が止めてくれました。
そんなこんなで、思いのままに心葉くんをコントロールしようとする美羽にただならぬ苛立ちを覚えながらも、遠子先輩とのやりとりに胸が締め付けられそうでした。
退部届けを出した彼に、「それでも心葉くんの書く小説が好き」と言った遠子先輩の台詞は、もはや愛の告白にしか思えない。
受験前日の夜にカンパネラの望みを探しに歩いた帰り道、震える遠子先輩に自分のマフラーや手袋を貸してあげたり。
受験のお守りとして渡したペンを受け取りながら、互いに手を重ねて願掛けしたり。
極めつけには、電車に乗る遠子先輩の唇を奪っ
たり。
もう、画面に釘付けだったよ。
美羽への思いを引きずっているとばかり思われた心葉くんでしたが、それまでずっと隣には遠子先輩がいて。
彼の中で、遠子先輩という存在がかけがえのないものになっていたことを証明された、お話でした。
後に、再び作家としての道を歩むことになった心葉くん。
遠子先輩との再会を匂わせるような描写で、物語はエンディングへ。
久しぶりの再会で、一体どんな会話をするのかなとか、色々妄想が尽きなくて、胸が苦しい。
早く原作追いつかないと。
アニメーションもすごく綺麗でした。
花澤さんは、相変わらず天使のような癒しボイスだ…!!
これを劇場で見たかったよ…。
2015.10.30 15:18 Fri
[洋画感想]
エミリー・ローズ
ごく普通の19歳の女子大生、エミリー・ローズ。 ある夜、彼女は突然恐ろしい幻覚に襲われ、凄まじい痙攣を引き起こす。 自分に何かが取り憑いていることを確信した彼女は、医学ではなくムーア神父に自らの運命を託すことにした。 しかし、悪魔祓いの儀式の後、エミリーは命を落としてしまう。 やがて、起訴されたムーア神父の裁判が始まった。 証拠品として提出された悪魔祓いを記録したテープと死の直前に彼女が書き残した1通の手紙が裁判を衝撃の結末へ導いていくー。
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まさに、神と悪魔の領域に立たされた裁判。
判決が下されたときの展開というか…
最後は神に救われたと言っても過言ではない結末に、鳥肌が立ちました。
よかったね、ムーア神父。
これが実話という。
怖すぎるよ。
2015.10.30 15:17 Fri
[アニメ感想]
ルパン三世 GREEN vs RED
“緑ジャケット”と“赤ジャケット”の新旧シ リーズのルパンが激突する、ルパン三世誕生40周 年記念作品として制作されたOVA。民間の軍事組 織が持つお宝を狙って、緑ジャケットのルパンと 赤ジャケットのルパンが激突する。サントラCD を封入した2枚組。
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「アイスキューブ」を巡り、攻防を繰り広げる緑色のジャケットを着たルパンと、赤色のジャケットを着たルパン。
どちらが本物のルパンなのか。
精神世界のような表現が多くて、結局どっちのルパンが勝ったのか。
謎は隠されたままエンディングを迎えた、なんだか煮えきらない映画でした。
なんかルパンぽくない。