ホライゾンゼロドーン、クリアしたので感想。
とにかく何もかもが面白過ぎた。
世界観とストーリーが抜群に良かったですね。
原始的な世界観と近未来的な世界観が違和感無く同時に成立しているのが素晴らしい。
人間対機械の構図は映画や小説などに取り上げられる機会は少なくないですがまだまだそれほど現実的に捉えていませんでした。
しかし現在はAIの技術や科学の進歩がSFを現実のものにしている。
昔は「有り得ない」と思えた事が「有り得ないとは言い切れない」領域に来ている。
この差は大きいですね。
今作はその有り得ないとは言い切れない近い将来をさらに過去のものとして扱っている。
単純な未来だけの話でも過去だけの話でもない。
もう衝撃的でした。
真実が解き明かされて行く過程はゲーム史上最高に興奮した。
結構重い内容だったけどこれくらいの方が現実味を帯びていて没入出来る。
ご都合主義のハッピーエンドも悪くはないけどホライゾンの世界観には断然こっちで正解でしたね。
ある程度の年齢を重ねてセオリーとか分かってくると経験や統計で展開の予測が出来て純粋に楽しめなくなってくる。
これは仕方のない事だと思ってましたがワクワク出来るゲームがまだあるなんて凄く幸せな事です。
ARPGのストーリーはオマケ要素として重要視してなかったけど最高でした。
そして肝心のアクション面。
こちらも文句の付けようがなくて感動。
機械や敵対する人間を狩るのが主。
戦闘の幅が広過ぎ。
罠で固めて待ちプレイ。
物陰に身を潜めてステルス。
同士討ちを誘発して傍観。
部位破壊、属性スタン、従属化やロープキャスターなどの装備を駆使した戦いも豊富で新鮮。
何がスゴいってここまでプレイして来て驚きなのは操作やアクションでストレスらしいストレスを感じないのが一番デカい。。
アクションでMGSV以上のものは暫く出ないと思ってたけど勝らずとも劣らない出来。
戦闘も小型、中型、大型とどの敵が相手でも気が抜けない。雑魚相手でも囲まれると簡単に死ぬ。
基本的に複数戦が常なのである程度戦い方を縛られてる感は否めないがポジティブに考えれば狩猟らしいといえばらしいか。
敵が敵を呼び大混戦になることも多々あって迫力満点。
その分、倒した時の達成感と爽快感も大きい。
慣れて来ると近接のみで倒せるようになってくるのも醍醐味。
レベルに依存しないプレイヤーの経験値が上がっていくゲームはやっぱり楽しいですね。
一応レベル制なのにHP以外のステータス変化が無いのは物足りないと言うか寂しい感じがする。
ちなみに難易度はノーマル。
エイムアシスト付いてるはずなのに恩恵を全く感じないんですがそれは…。
相変わらず初期ステータスで頑張る癖があるので詰んだらスキル解放しようとしてましたが最後まで行けました。
スキルどころかコイルもいらなかったなぁ…。
ローカライズもかなり丁寧な印象。
NPCの言語は全て吹き替えてあるし大量のテキストもかなり分かりやすい。
海外ヨロシクなジョークや言い回しがなくて非常に読みやすく理解しやすかった。素晴らしい。
そしてグラフィック。
圧巻の一言。
ゲームはグラフィックではないとよく言うけど…いやグラフィックだわ。
プレイヤーがゲームをし続ける限り見続ける光景なわけだから。
本や小説で受け手に想像させるのとはわけが違う。
世界観の表現にはそのものズバリを見せつける事が出来るグラフィックの進化は必然。存在感がまるで違う。
フォト機能がかなり充実してていつでも自由な撮影が出来る。
何が感動するってどの場面で撮影しても絵になる。
どこを切り取っても公式が用意したスクショに見える。
引き延ばして自宅の壁に飾りたくなるレベルに美しく芸術的です。
レベルもカンストしてストーリーも終えちゃうとやることないなぁ(´;ω;`)
DLC出してください…。
クリアするのが勿体なくてダラダラプレイしてました。
ストーリー的に続きそうなので2でも何でも全裸待機中です。