夏空のモノローグ
部長プレイレポ
ネタバレ注意
篠原君編にも書きましたが、サラッとあらすじおさらい
主人公、小川葵
高二、科学部
一年前より以前の記憶がない
時間、7月29日
科学部は明日で無くなる
場所、海の近くの小さな町
30年前に突然ツリーと呼ばれる謎の塔が出現して話題になった町
補足
ツリーについて
30年前に突然一夜にして現れた謎の塔
高すぎててっぺん見えないくらいでかい
その当時、いろいろな学者が研究をしたが、何かは分からず研究は打ち切られた
科学部について
最初、科学部は部長が先生と作った
主人公は記憶を無くしてから、学校にも家にも居場所がない
なぜなら、みんな一年前の『小川葵』を求めているから
唯一の家族の母親にも「あなたは誰なの?葵を返して!」
とか言われてます
主人公の家庭ギクシャクしてます
そんな葵ちゃんを、先生が科学部に誘います
なんやかんやとめちゃくちゃな部長に振り回されて楽しく日々を送ってました
では、部長ルート解説
ループに気付いてのとこからです
主人公、葵ちゃんは部長を『部長さん』と呼んでます可愛いです
部長の7月29日の朝は、犬に追いかけられる所から始まります
部長、朝からボロボロです
部長の提案はろくなことにならないので、基本的に部長への部員達の態度は冷たいです
部長完全にギャグキャラです
前半は萌えとかあんまないまま、ただ部長と楽しく日々過ごします
部長の口癖は「しょくーん!」です
部員達の事はフルネームで呼びます
「さすが我が部の紅一点!小川葵くん!」みたいに
部員は頭いいです
でも、頭が良すぎて一周回って変人扱いです
部長の個別ルートに入ると部長がイケメンになります
葵ちゃん、何回か「黙ってれば美形」とか思ってます
そうです
黙ってれば美形キャラなんです
後半、シリアスになってきます
いつも部長が早く帰る時は、何をしているのか気になった葵ちゃん
部長の後をつけます
森を抜けて、廃墟らしき建物に入って行く部長さんを発見
いけないとは思いつつ、気になって中に入ろうとします
そこで部長さんに見つかります
でも、部長さんは怒る事なく、葵を中へ案内してくれます
そこで部長さんの過去が明らかになりますここは昔、ツリーの研究施設でした
部長さんのお父さんはツリーの研究者で、ここの責任者でした
最初は良かったものの、いつしかツリーへの関心は薄れ、国はツリー研究の資金を打ち切ります
ですが、部長さんのお父さんは私財を投げうって研究を続けたのです
そして、ツリーはタイムマシンだと発表します
でも、その研究は鼻で笑われ捨てられます
そんな時、不運にも事故に遭い、志半ばでお父さんは亡くなってしまった
部長さんの意外な過去に何も言えない葵ちゃん
部長さんは、父の研究が正しかった事を証明したいと葵に話してくれます
そんな部長さんに、葵は何かしたいと考えます
んで、部長専属の助手になったり、図書館でツリーの勉強をしたり
まど的萌えポイント
研究施設に入り浸る二人
研究にのめり込むとご飯もロクに食べない部長さんに、葵ちゃんがご飯を作ります
この時の部長さんのリアクションが
「うーまーいー!」
可愛いな、部長!
なんかもだもだしました
この二人いいな
こんな感じで二人の距離は縮まります
あと、部長さんが
「どこかで会ったことがある」
と言い出し葵ちゃんをジロジロ見ます
主人公には昔の記憶がないので、その時会っていたのでしょうか?
そんな毎日を重ねるある日
ループを止める方法が見つかったと言う部長さん
やっと研究の成果が出たのに浮かない顔の部長さん
突然
「今はまだ言えないが、僕は君達を裏切る事になる」
とか言われます
え、なに、超不安
でも、葵ちゃんは部長さんを信じます
ただいつかその日が来たら言って欲しいとだけ伝えて…
部長さんもただ一言
「ありがとう」と返します
シリアスモードですが、さすが部長
君に対する僕のこの気持ちは何だろう?
とか
君はいつも僕のそばにいるな!
すっとぼけた事言います
くっそー!
そろそろこの空気読めない具合も可愛いと思える!
終盤…
部長が言っていた「君達を裏切る事になる」の意味が明かされます
部長さんはツリーを使って過去へ行く方法を完全させました
部長の望み
それは、過去へ行って、あの日の事故を防ぐ事
父の命を救うこと
葵は単純に良かったと考えますが
部長は重い口調で続けます
小さな頃から頭が良かった部長
他の人達と価値観が違いすぎて、周囲に馴染めずにいた事
だからこそ科学部を作ったすなわち
お父さんという理解者がいれば、部長さんは孤独じゃなかった
お父さんがいれば科学部は作らなかった
過去を変えてしまえば、科学部は存在自体がなかった事になってしまう
主人公にとって唯一の居場所
記憶を無くした葵にとって、大事な場所
この一年は科学部のおかげで楽しかった
生きてこられた
その科学部が存在しない世界
「良かったら、明日の朝、海で会おう」
葵は悩みます
科学部は大事だ
自分にとってかけがえのない居場所
でも、天秤にかけられているのは
部長のお父さんの命
葵は過去を変えることを承諾します
その後、部長さんは部員達にも話をします
部員達一人一人にとっても、科学部は大事な場所
当然反対します
それに部長はお父さんの命がかかっていること説明しません
葵ちゃんは、悪いと思いつつみんなに部長さんの事を話します
次の日、部長さんはいつもの「しょくーん!」のテンションで登場
また変な計画を話しはじめます
しかし、副部長が過去を変えること、科学部が無くなることを承諾するやつ立て
的な事をいいます
それぞれ、科学部は大事だけど部長の事が好きだから
みんな『いいよ』って言ってくれます
葵も泣きながら立ち上がります
まども号泣です!
みんないい子!
ありがとう!
科学部大好き!
そして、お父さんを救うために
ついに過去へ
葵は部長について行こうとしますが、タイムスリップできてもこちらに戻って来られるか分からないし
いろいろ危険みたいで止められます
でも葵は記憶がなくなる最後の時まで部長のそばに居たいと言います
部長は、照れたように頬をかきながら
今更ながら気がついた
僕の君への感情についてだ
友情とも仲間意識とも違う
恋愛感情
葵は
本当、今更ですよと
少し微笑む
ツリーが光り、何か人影が見えた気がした
そのまま気を失う
気が付くとツリーの前に二人で倒れていた
遠くに二つの人影が見えて
慌てて部長を起こすが、その二人は車でどこかへいってしまった
どうやらあれが、部長さんのお父さんと幼い時の部長さんだったようだ
二人で必死に探した
タイムリミットは、夜が明けるまで
時間がない
そこで部長さんは思い出した
あの日、父と海へ行った事
海へ走る二人思ったより時間はある
心のどこかで失敗してしまえば…とも考えたが
もう終わり
部長さんはゆっくりとお父さんの元へ
葵は少し離れた場所で待っていた
涙が止まらなかった
ふと声をかけられた
幼い部長さんに
大好きな人とお別れしなきゃいけないと言うと
小さな部長さんは葵を慰める
そして
「大きくなったら僕がお姉ちゃんを守ってあげる」
と言う
葵は涙が止まらない
こんなに部長さんのことが好きだってこの気持ちも
もうすぐ消えてしまう
しばらくして部長さんが戻ってきた
その表情は泣くのを堪え拳を握りながらも笑おうとしていた
「言えなかった」
お父さんに事故に遭う事実を伝えなかった
「救えなかったんじゃない!救わなかった!」
「科学部のみんなや君をなかった事になんて出来なかった!」
「父を救う事が目的だった!あんなに勉強した!」
部長さんは今を選んだ
「ごめん、ごめん、父さん」
葵は部長を抱きしめる
二人でしばらく泣いていた
結局、部長さんは、お父さんに正体を明かすことなく
「あなたの研究は間違っていない」
とだけ伝えた
お父さんはありがとうと言ってくれたそうだ
やがて夜が明ける
二人は元の世界へ帰ってきた
過去へ行く瞬間に見た人影は自分達で
部長が葵と出会っていたのは幼い頃だったという!
幼い頃からの運命の出会いだったという!
ね!
伏線が回収されてすっきり
その後、部長さんと海で会います
部長さんは、葵ちゃんへの恋愛感情を
論文にして来ます
ちょ、部長ww
いや、もう、そんなとこ含め大好きですけどね
そんなことしなくても…
と、言って
葵ちゃんからキスします
さ、爽やかだ…
しかも、これを部長の足と
葵ちゃんの背伸びした足で表現したスチルがまた美しい
部長はギャグキャラかと思いきや
まさかのイケメンっぷりにキュンキュンでした〜^^