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>やおいの日なので備府が矢追にデレてあげてくださいお願いします(08/01 21:25)
「お前何してんの…」
リアクションは存外冷たいものだった。というよりも寝起きが悪くて頭がイマイチまわっていない様子だ。もそ、と身体を起こす備府。寝癖で後頭部の右が所謂「すずめの巣」になっていた。
『この間のお礼に付き合ってもらおうかと思ってー』
「……は…? なに?」
『お風呂の戸が開かなくなって茹で備府になってる所を僕が颯爽と助けに来たじゃない』
「…あー…あったな。 ……覗きが何言ってやがる馬鹿か」
『とにかく、今日は備府とのおデートドキュメントを撮ろうかと思って』
さ、はやいとこ着替えて とカメラを持った矢追が立ち上がる。画面の中の備府は頭頂部を晒したままだ。
「受け流してんじゃねーよ。 つーかいい加減カメラ止めろよ。デートってなんだよ、誰がやるっつったクソカス。 部屋からは一歩も出ねぇし、撮影もNGです〜バーーーカ」
『じゃあこのまま素人ハメ撮りAVにしようかな』
「は」
『備府くん、こういうのは初めて?今までにプライベートでホモセックスの経験はあるの?』
「何言ってんだお前、ちょ、触んな!あんま舐めてっと痛い目みるかんな!!!!! 本気だすぞコラ!!!!!!」
『うわぁ、怖い! 寝癖がすごいねー あ、ツンツンしてて気持ちいいww』
画面の中では貧弱な引きこもりがその無力さを暴かれている
「聞けし!!!!! つーか止めろ!カメラ止めろ!!!!」
完全に押し負けて倒されてしまった備府がわめいた。少し本気で怯えている様子で、今更ながら可哀相だったかな、などとビデオを見ながら矢追は思うのだった。
『残念ながらカメラは止まらないわけだけど、……AVと普通のビデオ、どっちの撮影が良い?』
画面には、カメラを気にしている備府。すっかりカメラ目線を頂いてしまって、ごちそうさまの一言に尽きる
「撮るな」
カメラをふさごうと伸ばされた手が、フェードインした手に阻まれる
『それはだめw』
「やだって」
カメラを諦めた備府は自分の顔を隠した。たまらず伸ばされた矢追の手が、くしゃくしゃの備府の頭を撫でる
「お前さ、何が楽しいわけ? 俺のキモい姿撮って萌えとか笑って、悪趣味すぎてキモいんだよ…」
堅いガードの下から曇った声がした
『ごめんね、そんなんじゃないよ』
「……」
『たまには思い出が欲しいなっていうか…楽しそうな備府を残したいなって思っただけで』
「うっせぇ」
『備府の笑った顔、可愛いんだよ?すごく好きなんだ』
「……」
『ホームビデオじゃないけどさ、思い出を取っておきたいって言うか、何回だって見たくって。楽しそうな備府を取っておけたらなあって』
「……やめろよそういうの…」
チラリと腕の隙間から備府の顔がのぞく
「……恥ずい…」
備府の表情の変化に安堵した矢追の声が入る
『可愛い』
「だからやめろってば」
『ふふ』
一回だけだからな、と言って備府は服と寝癖を直しに消えた。
―カメラをチラ見しながら『恥ずい…』 だって。期待を裏切らないよな、備府って。
ビデオを眺めていた矢追は嬉しそうに含み笑いをした。すると同じタイミングで、カメラを手にしていた矢追が愛おしげに「いいなぁ」と呟く声が流れた。
無意識の呟きに気付いて驚いた矢追は
「確かに」
と笑いながら過去の自分に独り言を投げかけた。
矢追はビデオ視聴を止めた。
ここから明け方までの楽しいおデートドキュメントはまた次回にしよう。
画面に残った君を見ていたら、やっぱりどうしても本物に会いたくなってしまうんだ。
**************
うおおおおおおおおおおおまにあわねがったああああ
801や美味しい思いまでいくわけもなかった
実にすまんこ
男目線のデート風景撮影ごっこみたいな事を最近ちょっと考えていたので使いたかったんですが、出かける前までで12時になってもうた
バスか電車か何かで夜の水族館にいって、飯食って、手をつないで駄弁りながら歩いて帰って、途中で休憩(3hコース的な意味で)して、寝顔ツンツンしながら終わればいいのにって思ってました
案外まともな御題で戸惑いましたがww嬉しいです、有難うございます!
そしてぴゃーくんまってろ
どぎついのかいてやんぜ
なんかやおらせるからお題カモン
性 別 | 男性 |
年 齢 | 73 |
誕生日 | 8月18日 |
地 域 | 福岡県 |
系 統 | ギャル系 |
職 業 | 小学生 |
血液型 | B型 |