先月は記事書いて下書きで保存したのを公開した気になっててそのまま五月終わってしまった(笑)
新弾の度にやってるコモンカードをパウパー目線で評価していくヤツ、モダンホライゾン2篇です。
前回は記事に書いてないけど《アーカムの天測儀》をスルーするというポンコツ評価だったので今回はいい感じにしたいところ。
と、いうか今回リビエン的には神話のピッチ想起サイクルなんかがスゴい強そう、色は合わないけど《断片無き工作員》も嬉しい強化と、リビエンはリビエンで書きたいこと多いので別で書くか。
ただ今回、新規スリヴァーが来なかったのはガッカリ、待機呪文の追加とか旧枠での再録とかは【EDH初祖スリヴァー】的には嬉しいけどやっぱ新規欲しかったなぁ。
評価は追記で、今回も多め。
白
《電結のネズミ狩り》
アーティファクトクリーチャー 猫
(W)
0/0
絆魂
接合1
接合版の《訓練されたカラカル》といったカード、とりあえず白のアーティファクト系のカードは【親和】と【サイボーグ】で使えるので初動の候補としては悪くないと思う。
《電結の試作機》
アーティファクトクリーチャー 組立作業員
(1)(W)
0/0
接合2
白のアーティファクトは(以下略
こちらは接合熊といったカード、ネズミ狩りと違いニマナなのはちょっと使いにくいか。
《鍛冶屋の技》
インスタント
(W)
パーマネント一つに呪禁と破壊不能を付与、アーティファクトクリーチャーであるなら更にターン終了まで+2/+2修正。
アーティファクトクリーチャー用の《顕在的防御》といった感じのカード、パーマネントに破壊不能を付与出来るので【親和】や【サイボーグ】のような機械デッキだけでなくても使えるか。
《絶縁》
インスタント
(2)(W)
アーティファクト破壊orエンチャント破壊or墓地から一枚追放
(W):補強1
補強が付いた白い《自然への回帰》といったカード、メインに入れておいても最悪補強で使えるという利点はあるが、三マナは重いか。
《晩餐への遅刻》
ソーサリー
(3)(W)
クリーチャー一体の蘇生と食物トークンの生成
使い勝手のいいリアニメイト呪文、白いリアニはこれで四枚目とかになるが、食物の三点回復が意外と役に立ちそうなのも他のリアニ呪文よりプラスなところ。
白は墓地を自分で肥やしにくいが他の色と合わせれば【リアニメイト】デッキになるか?
《渡る魂》
クリーチャー エレメンタル
(3)(W)(W)
2/4
飛行
Etbで飛行を持つ白の1/1の鳥クリーチャートークンを二体生成
想起(3)(W)
《未練ある魂》内蔵の想起持ちクリーチャー、といった感じ、上の《晩餐への遅刻》と合わせて盤面を埋める感じの使い方は強そう。
《開放され潜在力》
インスタント
(1)(W)
クリーチャー二体の上に+1/+1カウンターを置くor増殖を行う。
双呪(3)(W)
シンプルながら使い勝手の良さそうな強化呪文、【白単英雄的】などで二体を大きく出来るのもそうだが、【感染】でもワンチャンあるかも?
青
《エーテリウムの紡ぎ手》
アーティファクトクリーチャー 人間 ウィザード
(2)(U)
2/1
マナ総量が四以上の呪文を唱えるたび飛行機械トークン一体を生成。
本人もアーティファクトな上に人間なので【親和】なんかで《物読み》でドローしつつトークン出したり、本人とトークンで《心を一つに》を打ったりと意外と使いやすそう。
《堅固な証拠》
ソーサリー
(U)
青の0/3のカニトークン生成。
調査を行う。
青い《スレイベンの検査官》的なソーサリー、タフネス3の壁は悪くない。
《焦点の喪失》
インスタント
(1)(U)
複製(U)
追加(2)要求の打ち消し
(1)(U)で(2)要求、(1)(U)(U)で(4)要求といった感じで調整出来る打ち消し呪文、基本的に《対抗呪文》のあるパウパーで、といったところだが、一枚でスタック上の複数の呪文に対処できるので、コスパは悪いがストーム対策にもなり得る。
《鋼ヒレの鯨》
クリーチャー 鯨
(5)(U)
3/4
親和(アーティファクト)
アーティファクトが自分のコントロール下で出るとアンタップ。
何かしら無限じみたコンボで悪用できそうな気がする、本人がアーティファクトでないとはいえ最大(U)3/4なのでコスパは悪くなさそう、《歯車襲いの海蛇》がライバル化。
《対抗呪文》
インスタント
(U)(U)
呪文を打ち消す。
御存知カンスペ、アンコに格上げで再録されたくらいしか強すぎて書くことがない。
《退去の印章》
エンチャント
(U)
(S):クリーチャー一体を持ち主の手札に戻す。
置きバウンスが再録、見えてる対処札なので上手くすり抜けられる可能性もあるが先払いで除去を残せるのは優秀。
黒
《骨の破片》
ソーサリー
(B)
追加コストでクリーチャー生贄か手札を一枚捨てる
クリーチャーかプレインズウォーカーを破壊
《骨の粉砕》の亜種、《灯の刈り取り》と同じく別の支払い方法が用意されてるのだが、手札を捨てるなので使い勝手が更に良くなっている、恐らく黒絡みの【マッドネス】デッキなんかで採用されそう。
《陰謀団の新入り》
クリーチャー 人間 邪術師
(1)(B)
2/1
手札を捨てる:絆魂を得る。
スレッショルドー+1/+2修正。
絆魂でライフレースで優位に働き、スレッショルドで常に強化とかなり優秀な共鳴者、逆に《グルマグのアンコウ》等とはディスシナジーなのは仕方ないとはいえ残念。
《具眼の味覚》
ソーサリー
(2)(B)
ライブラリーの上から四枚を見て一枚を手札、残りを墓地へ、墓地に送ったクリーチャーの最大パワー分回復。
手札の調整とライフ回復と墓地肥やしを一手に行うソーサリー、どれも上手くまとまっているが逆にどれも中途半端な感じもしてしまう。
《残響する復活》
ソーサリー
(B)
墓地から選んだクリーチャーと同じ名前のクリーチャーを全部回収する。
《しつこい請願者》で自分の墓地を肥やして一気に回収、という動きは思いついたがそこから先が何も思いつかない。
シンプルに《ネズミの群生》あたりを回収しても十分強そう。
《地獄の雑種犬》
クリーチャー ナイトメア犬
(3)(B)
4/3
手札を捨てる:+1/+1修正
マッドネス(2)(B)
共鳴者にも後続にもなれる一枚、その分ちょっと重いのが気になるか。
《台所のインプ》
クリーチャー インプ
(3)(B)
2/2
飛行
速攻
マッドネス(B)
《骨の破片》や《胸踊る可能性》なんかのコストに当てるとめちゃくちゃ強そう。
《巣のシャンブラー》
クリーチャー ゾンビ
(B)
1/1
Pigでパワー分の数の1/1のリストークン生成。
《怨恨》なんかつけると死亡時に一気に盤面埋められるので中々イヤラシそう。
《スカージの使い魔》
クリーチャー ファイレクシアン インプ
(4)(B)
3/2
飛行
カードを一枚捨てる:(B)を加える
気付いたらファイレクシアンが追加されてた、上記の《残響する復活》ギミックとかで大量マナとか出来るかも。
赤
《電結の足跡追い》
アーティファクトクリーチャー 犬
(2)(R)
0/0
威迫
電結2
各ターン二つ目の呪文を唱えるときこれの上に+1/+1カウンターを置く。
親和なんかで上手く展開すればどんどん大きくなるので面白そう。
《電位式リレー》
ソーサリー
(2)(R)
ライブラリートップを追放して次の自分のターンまで使える。
ストーム
絢爛の代わりにストームの付いた《舞台照らし》といった感じのカード、ストームを絡めて上手くアドバンテージを稼げるといいのだが。
《ヴェリュス山のマンティコア》
クリーチャーエンチャント マンティコア
(2)(R)(R)
3/4
戦闘開始時に手札を一枚捨てても良い、そうしたら対象に捨てたカードのカードタイプの数分のダメージを与える。
要は一点か二点を飛ばすって感じのカード、アーティファクトクリーチャーやアーティファクト土地などを絡めて上手く焼きながら殴っていきたい。
《スコフォスの肉裂き》
クリーチャー ミノタウルス 戦士
(2)(R)
2/3
自分のターン中+2/0修正
マッドネス(1)(R)
シンプルに使いやすいマッドネスクリーチャー、素撃ちしても平均的なスタッツなので共鳴者なくても使いやすくてマル。
《ゴリラのシャーマン》
クリーチャー 類人猿 シャーマン
(R)
1/1
(X)(X)(1):マナ総量が(X)のアーティファクト破壊
赤の対アーティファクト用サイドカードがアンコで再録、今弾のアーティファクト土地が破壊不能なのがちょっと残念。
緑
《聰明の嵐》
ソーサリー
(1)(G)
1/1のリストークン生成
ストーム
多分普通に禁止になる。
《巣穴からの総出》感覚で使えるし《魔力片》からめると色も関係ないので【赤緑ストーム】なんかのデッキが普通に作られそう。
《薄暮殻の這うもの》
クリーチャー 昆虫
(1)(G)
0/3
Etbで+1/+1カウンターを置く。
+1/+1カウンターの置かれているクリーチャーはトランプルを持つ。
《誇り猫》の軽量版、タフネスも上がっているのでシステムクリとしてはこっちの方が使いやすいか。
《クウィリーオンレインジャー》
クリーチャー エルフ レインジャー
(G)
1/1
森を手札に戻す:クリーチャー一体をアンタップ、これは各ターン一回しか使えない。
CMRの《クォムバッジの魔女》と同様、MO版のイラストでアンコになって再録、入手しやすくなるのと新規イラストとありがたい。
多色
《息せぬ騎士》
クリーチャー スピリット 騎士
(1)(W)(B)
飛行
絆魂
このカードや他のクリーチャーが墓地から出たり墓地から唱えてるとこのカードに+1/+1カウンターを乗せる。
《発掘》や脱出持ちカードなんかを使うと簡単に大きくなるので【白黒多色】みたいなデッキで使えそう。
《鋳造所のらせん》
インスタント
(1)(R)(W)
追加コストでパーマネント生贄
対象に四点のダメージ、追加コストでアーティファクトを生贄にしてると四点回復。
ちょっと重いけど止めにはちょうどいいくらいの火力かなと。
《ゴブリンの壊乱術師》
クリーチャー ゴブリン シャーマン
(R)(G)
2/2
赤と緑の呪文を(1)軽くする
所謂メダリオン系カード、サイズも及第点なので二色のビートダウン系のデッキに合いそう。
アーティファクト
《マイアの小屑》
アーティファクトクリーチャー マイア
(1)
1/1
(S):クリーチャーに+1/+1カウンターを一つ置く。
初動でもいいし、強化カードでもいいし、と小回りのききそうな一枚。
《極楽の羽ばたき飛行機械》
アーティファクトクリーチャー 飛行機械
(2)
0/2
飛行
(T):好きなマナを加える
翻訳するなら《極楽飛行機械》でいいじゃない、ってのは置いておいて、二マナとはいえ飛んでる五色生めるマナクリは流石に強そう。
《滞留者の相棒》
アーティファクトクリーチャー サラマンダー
(7)
4/4
親和(アーティファクト)
アーティファクト土地サイクリング(2)
《マイアの処罰者》のほぼほぼ上位互換、(メキシコ)サラマンダーっていう部族はクスッときた。
《トーモッドの墓所の番人》
アーティファクトクリーチャー ゴーレム
(3)
3/2
警戒
(T)(S):プレイヤー一人の墓地を全部追放。
名の通りのスペック持ちのクリーチャー、サイズは及第点で警戒持ちで墓地を見れるのは偉い。
土地
《剃刀潮の橋》
アーティファクト土地
破壊不能
(T):(W)or(U)を加える
《霧霊堂の橋》
アーティファクト土地
破壊不能
(T):(U)or(B)を加える
《鉱滓造の橋》
アーティファクト土地
破壊不能
(T):(B)or(R)を加える
《溶融林の橋》
アーティファクト土地
破壊不能
(T):(R)or(G)を加える
《荊棘光の橋》
アーティファクト土地
破壊不能
(T):(G)or(W)を加える
《黄金沼の橋》
アーティファクト土地
破壊不能
(T):(W)or(B)を加える
《銀色険の橋》
アーティファクト土地
破壊不能
(T):(U)or(R)を加える
《暗闇苔の橋》
アーティファクト土地
破壊不能
(T):(B)or(G)を加える
《錆付谷の橋》
アーティファクト土地
破壊不能
(T):(R)or(W)を加える
《糸路渦の橋》
アーティファクト土地
破壊不能
(T):(G)or(U)を加える
よくこんなの作ったな。
カルドハイムのタップイン氷雪二色土地もアレだったけど今回は破壊不能なので普通に【ポンザ】的なデッキがキツそう。
タップインとはいえアーティファクト土地が増えたので【サイボーグ】や【親和】といったデッキは色の安定化も含めて強くなりそう。
個人的には【親和】、【サイボーグ】、【ストーム】、あたりがかなりの強化かなと思ってます、特に【ストーム】はついに復活となるのか、《失墜》のときのようにサラッと禁止になるのか、ちょっと気になってます。