久々に帰って来たイクサラン。
《魂の洞窟》再録とかまだ部族テーマな次元であることを諦めてなかったのか。
今回の新能力は落魄、地図トークン、精製、発見など。
落魄はちょっと特殊で
・墓地にカードが落ちれば誘発する紛争的な能力としての落魄
・スレッショルドのようにX枚墓地にカードがあるかをチェックする落魄X
・ボルシャックドラゴンを彷彿とされる墓地の枚数分まで伸びる底なしの落魄
と三つの条件を一語でまとめた感じ、墓地に絡むならこれくらいに雑に使われてる。
地図トークンは「(1)(T)(S):クリーチャー一体を対象として探検を行う」というトークン、クリーチャーは必要だが、手がかりや血のような感じの使い勝手か。
生成は条件付きの変身のような感じ。
発見は発見XでデッキトップをめくってX以下のコストの呪文がめくれたら唱えてもよいという続唱の亜種のような能力。
また、新規の土地タイプとして洞窟が登場、失われたんじゃないのか。
とりあえずいつもの感じでコモンカードをチェック。
今回は土地も多めっぽいけどはたして。
白
《オキネク・アハウの特使》
クリーチャー 猫、アドバイザー
(2)(W)
3/3
(4)(W):1/1のノーム・アーティファクトクリーチャートークンを一体生成する。
少々コスパは悪いがトークン生成をしてくれる象。
スタッツがいいので、マナが伸びたらトークン生成でも十分かな、というイメージ。
《オルテカの考古学者》
クリーチャー 人間、工匠、スカウト
(4)(W)
4/4
Etbで墓地からアーティファクト回収or占術3
少し重いきらいはあるがどのタイミングでも腐りにくいモードなのでそこそこ強そう、どちらかというとリミテ向きか。
《修繕士の手持ち鞄》
アーティファクト
(2)(W)
Etbで無色の1/1のノーム・アーティファクトクリーチャートークンを二体生成する
(W)(S):三点回復
トークン生成と回復とを両立するアーティファクト、ブリンクとかしたくなる。
一応三マナでアーティファクトカウント三体増やせるのでいつもの【親和】や【サイボーグ】向きか。
《流砂の渦巻き》
インスタント
(5)(W)
タップ状態のクリーチャーを対象とすると(3)減る
クリーチャー一体を追放
よくある条件付きで軽くなる除去。
バットリとはいえ白で三マナ追放はそこそこ優秀か。
《鉱夫の導鳥》
クリーチャー 鳥
(W)
1/1
飛行
警戒
このクリーチャーの死亡時、他のクリーチャー一体を対象として探検を行う。
コモンの軽量クリーチャーにしては結構もられたスペック持ち、探検は他のクリーチャーがいないとスカるのは玉に瑕。
《飛翔する砂翼》
クリーチャー 恐竜
(5)(W)
3/5
飛行
Etbで三点回復
平地サイクリング:(2)
今回の土地サイクリングサイクルの白は回復に後ろが大きめとどちらかというと防御寄り。
《北方の大鷲》の方がサイクリングコストは低いので優先度では負けそうだが《死体発掘》のようなリアニまで絡めるとこちらもギリギリ候補になりそう。
青
《川守りの偵察》
クリーチャー マーフォーク、スカウト
(1)(U)
1/2
Etbで探検を行う
青い《探求者の従者》といった感じのマーフォーク。
向こうもそこそこ使われているのでこちらもワンチャンありそう。
《歯車式闘士》
アーティファクトクリーチャー ノーム
(U)
1/2
瞬速
Etbで一体にに-2/0修正
よくある弱体化持ちのバットリ生物。
今回は珍しくアーティファクトなので差別化出来るかな。
《水巻きの偵察》
クリーチャー マーフォーク、スカウト
(1)(U)
2/2
飛行
Etbで地図トークンを一つ生成
時間差で土地供給かサイズアップ出来る飛行持ちクリーチャー、これもどちらかというとリミテ向きかも。
《汽水の失敗》
インスタント
(1)(U)
クリーチャー一体をバウンス、それがタップ状態だったなら地図トークンを一つ生成
地図トークン付きの《送還》の亜種、とはいえ二マナの呪文と考えると少し弱いか、土地以外のパーマネントだったらよかったのに。
《無法の塩水牙》
クリーチャー 海蛇
(5)(U)(U)
6/7
護法(3)
島サイクリング(2)
今回の土地サイクリングの青枠、指輪物語では非生物だったので久々の生物は中々のフィニッシャー性能なので、なんとか釣ってみたい。
《遺物の咆哮》
インスタント
(U)
アーティファクトかクリーチャー一つをターン終了時まで他のタイプに加えて恐竜アーティファクトクリーチャーになり、基本のパワーとタフネスは4/3になる。
いつもの変身系インスタント、今回は軽いが稲妻圏内なのはマイナスか。
黒
《強欲の掠め盗り》
クリーチャー 人間、海賊
(B)
1/1
このクリーチャーの死亡時に占術1を行い、宝物トークンを一つ生成する。
よくある死亡時に色々してくれる軽量クリーチャー、占術とマナ加速はどちらもコンボ向きなので【サクリファイス】系デッキで使えそう。
【更なるチャンス】
インスタント
(2)(B)
カード二枚切削してもよい、その後墓地からクリーチャー最大二枚を手札に戻す。
掘って回収する疑似ドロー的な呪文、【青黒テラー】のような特定のクリーチャーを使い回したいデッキでワンチャン使えそう。
《毒気の薬》
アーティファクト
(1)(B)
これが戦場に出るか墓地に置かれたとき一枚引いて一点失う。
黒い《胆液の水源》のようなカード、《実験統合機》と同じような感じで五枚目九枚目のようなイメージか。
《熱狂的な献上》
インスタント
(1)(B)
追加コストとしてクリーチャーかアーティファクトを生贄。
二枚引き、地図トークンを一つ生成。
《高くつく略奪》系のインスタント、今回は地図トークンを生成。
《命取りの論争》と同じく二枚目以降の追加コストを用意できるので同系カードと枠を争いそう。
《猛り狂うトゲ尾》
クリーチャー 恐竜
(4)(B)(B)
Etbで自分のクリーチャー一体にターン終了時まで+2/0修正と破壊不能を与える
沼サイクリング(2)
基本土地サイクリングの黒枠は《鬱牙のやっかいもの》の亜種のような恐竜。
破壊不能の付与で差別化出来るだろか。
《税血の刃/貪る墓所》
《税血の刃》
アーティファクト
(1)(B)
Etbで各対戦相手はそれぞれクリーチャー一体を生贄に捧げる。
クリーチャーで作製(4)(B)
《貪る墓所》
アーティファクト
自分のアップキープ開始時に各対戦相手は一点ライフを失い、自分は一点回復する。
コモンの作製サイクルの黒は《無垢な血》と置きドレイン、どちらも使いやすいのでコントロールっぽいデッキでワンチャンありそう。
《薄暮の残響》
クリーチャー 吸血鬼、スピリット
(1)(B)
2/2
落魄4-+1/+1修正と絆魂を持つ。
コモンの《残忍な剥ぎ取り》、というのは滅茶苦茶だが、熊に付いてる能力としては結構破格ではないかなと。
《頭蓋マイマイ》
クリーチャー ファンガス、カタツムリ
(1)(B)
1/1
Etbで対戦相手一人を対象にとり、そのプレイヤーは手札を一枚追放する。
相手が選ぶとはいえ追放ハンデス内臓はなかなか強力、ブリンクしたりして使いまわしたい。
赤
《エターリの好意》
エンチャント オーラ
(2)(R)
エンチャント(自分のコントロールしているクリーチャー)
Etbで発見3を行う。
エンチャントしているクリーチャーは+1/+1修正を受け、トランプルを持つ。
疑似続唱的な能力の発見持ちオーラ、修正値は微々たるものだが、最大でフリースペルのように振る舞えるので【呪禁オーラ】や【英雄的】デッキなんかで試してみたい。
《ゴブリンの墓荒らし》
クリーチャー ゴブリン、海賊
(R)
1/2
アーティファクトをコントロールしている場合、+1/+1修正を受け速攻を持つ。
《大焼炉》から出したりすると愉快なことになるゴブリン、《実験統合機》や宝物トークンなんかを駆使してテンポよく殴れるデッキはいいかもしれない。
《先祖の助け》
インスタント
(1)(R)
クリーチャー一体に+2/0修正と先制攻撃を得る。
宝物トークンを生成。
キャッシュバックの付いたパンプといった感じのインスタント、あまり便利ではないが、【英雄的】でワンチャンなくはないか?
《動揺するアルティサウルス》
クリーチャー 恐竜
(4)(R)
4/5
到達
(T):対戦相手に二点のダメージ
大きな《熱錬金術師》のような恐竜、警戒つけて殴りたい。
《地盤の危険》
ソーサリー
(R)
各対戦相手と対戦相手の各クリーチャーに一点のダメージを与える。
《祭殿壊し》のほぼ同型の呪文。
使い勝手などもほぼ同じかな。
《地鳴りのモンストロサウルス》
クリーチャー 恐竜
(4)(R)(R)
6/5
トランプル
(2)(R)土地を一つ生贄:一枚ひく
山サイクリング(2)
今回の土地サイクリングの赤枠は土地をドローに変換する能力とトランプル持ちの恐竜、ちょっとドロー効率は悪いが本当に降着したときにいらない土地をドローに変換出来るのは便利かも。
《太陽撃ちの民兵》
クリーチャー 人間、兵士
(1)(R)
1/3
自分のアーティファクトかクリーチャー二体をタップ:対戦相手に一点のダメージ、起動はソーサリー。
《ギラプールの霊気格子》的な起動型能力を持つ生物、自身もタップ出来るのも魅力だがソーサリータイミング限定なのはちょっと使いにくいか、タップの要らないアーティファクトトークンなどで起動していきたい。
緑
《崖からの転落》
ソーサリー
(1)(G)
アーティファクトかエンチャント一つを破壊orクリーチャー一体を対象として探検を二回行う。
置物破壊か探検かといったカード、メインボードに入れても腐りにくそうで良さげ。
とはいえソーサリーなので即効性がないのが玉に瑕か。
《日を浴びるカピバラ》
クリーチャー カピバラ
(1)(G)
1/3
落魄4-+3/0修正
こちらもコモンの《残忍な剥ぎ取り》というか、ある程度簡単に大きくなるので何か合わせて行きたい。
《歴史との対峙》
インスタント
(2)(G)
山札の上から四枚見てその中からクリーチャーと土地を最大一枚づつ手札に加える、残りは墓地に置く。
墓地肥やしと手札補充が出来るインスタント、三マナで手札を二枚増やせるインスタントは結構貴重なので墓地利用を絡めて使えるデッキは結構ありそう。
《祖先と同行》
ソーサリー
(4)(G)
自分の墓地のパーマネント最大一枚を回収、発見4を行う。
少し重い気もするが《自然のらせん》のマナ総量が二なので、三コスト以上の呪文を発見すれば元は取れる計算なので割と損はしづらそう。
《養育する鋸背》
クリーチャー 恐竜
(5)(G)(G)
5/5
Etbで3/3緑の恐竜トークンを生成。
森サイクリング(2)
今回の土地(以下略
トークン付きなので釣ったときに一番おいしいのはこいつかも知れない。
アーティファクト
《狩人の吹き矢》
アーティファクト 装備品
(1)
装備しているクリーチャーに+1/+1修正。
自分ターンなら接死を、相手ターンなら到達を付与する
装備(1)
かなり優秀な軽量装備品、接死付与する装備品はそこまで多くないので色々使われそう、メイン2で付け替えて到達で構えるとかも選択肢として優秀そう。
土地
《有望な鉱脈》
土地 洞窟
(T):(1)を加える
(1)(T)(S):デッキから基本土地を一枚探してタップ状態で場に出す。
《ねじれ地帯》の起動コストを軽くした版、単体でマナが出せることや洞窟で差別化できるか。
《隠された中庭》
土地 洞窟
タップイン
(T):(W)を加える
(4)(W)(T)(S):発見4を行う
《隠された瀑布》
土地 洞窟
タップイン
(T):(U)を加える
(4)(U)(T)(S):発見4を行う
《隠された死滅都市》
土地 洞窟
タップイン
(T):(B)を加える
(4)(B)(T)(S):発見4を行う
《隠された火山》
土地 洞窟
タップイン
(T):(R)を加える
(4)(R)(T)(S):発見4を行う
《隠された生育場》
土地 洞窟
タップイン
(T):(G)を加える
(4)(G)(T)(S):発見4を行う
発見4を内蔵した洞窟サイクル。
滅茶苦茶使うかというとそうでもないけどタップインのサイクリングランドとか入れるならこっちのほうがいいかも?
《魅惑の洞窟》
土地 洞窟
(T):(1)を加える
(1)(T):望む色一点を加える
(4)(T)(S):クリーチャー一体の上に+1/+1カウンターを二つ置く、ソーサリー起動
《誘惑の洞窟》の洞窟版、最初マジで普通に再録されたんだと思った。
使用用途も変わらず【トロン】や【呪禁オーラ】なんかで使われそう。
今回はこんな感じ。
《ゴブリンの墓荒らし》は個人的に一番何かやってくれそうな気もするけどどこで活躍するのかはさっぱり思いつかない。