夜景は綺麗だ。暗い夜空の下は、オレンジとホワイトの電球が交互に輝き、揺れて見える。ビルの上に赤い点滅が、とても夜景に映える。JAZZの音色と共に自分を、暗い気持ちにさせてくれる。不思議な空間に吸い込まれそうな景色だ。
今日は、あいかのバースデー。大きな窓から夜景を観ながらと思い、高層ホテルにチェクインした。バースデーだから、特別に広い部屋だ。
だから夜景も綺麗だ。揺れる光はずっと見ていても、見飽きない。
明日より2022年のビジネスのスタートだ。気が重い。気楽に仕事に行くような気分にはなれない。既に気持ちは休みたい。行きたくない。やりたくない。
行けばきっと全力でやるんだろうけど、既に仕事に嫌気がする。毎日無理しているんだと気づく瞬間だ。
ここでこうして、綺麗な夜景を見て居られるのも、仕事しているからなんだけど。
残りの人生も、いつまであるかわからない。やりたい事。やらなきゃならない事。やりたくない事。全ての事が、シャッフルされている。仕分けするにも全部が微妙に交差してるからどれをどう捌くかの仕分けが難しい。
そんな事、思いながら夜更けの夜景を眺めている。窓から綺麗な夜景がガラス一面に映り込む。JAZZの音色が夜景を引き立てる。
眠いけど寝れない。光の揺れのように、心が揺れているようだ。なんだか落ち着かない。目を閉じたくない。
ベッドから夜景が見渡せる。良い思い出で良いのに。何かに引かれて憂鬱病に近づいてしまう。
悪い癖? それともこれが普通? 異常? 性格?
夜景と綺麗な海とお酒と美味しい料理は、自分の敵なのか? どうも心が違う事考えてしまうようだ。
徹夜するのも辛いから、いい加減に寝ないとね。どんどん時間が迫って来る。どんどん時間が追いかけて来る。大事な大事な時間がどんどん消費して行く。
JAZZの楽器の音色と共に目を閉じてみよう。良い夢、見れるように。目を閉じて無に向かおう。
Good Nightに行こう。
いつまでも、幸福であるといいね。
おやすみなさい。